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お見舞いに行かないのもお見舞いです

病気を発症し、人生で初めて病院へ入院した時に感じたことです。当時、毎日のように高熱でまだ原因不明、原因を突き止めるための入院で精神的にも参っていた時、学生時代だったので、学校へ連絡し、しばらく休む旨を伝えたところ、クラスで先生が話したようで、すぐに友人たちからメールが来ました。まだ友人たちにも連絡する元気がなかったので、そのままにしていたところ、自宅で入院先を聞いたようで、大勢でいきなりお見舞いに来られてびっくりしました。入院している理由、期間、そしてその人の体調にもよると思いますが、入院中は、暇そうに見えても、実は毎日検査などで、体が疲れていたり、精神的にも疲れていることが多いです。友人たちは、私が寂しいと思って、優しい気持ちで、また、ちょっと驚かそうと思ってお見舞いにきてくれたようでしたが、当時は、申し訳ないけど、迷惑にさえ感じてしまいました。なぜなら、本当に検査、検査の連続、またその検査も痛みを伴うものも多く、泣きたいけど泣けない辛いものだったため、精神的にも疲れていました。お見舞いに行かないのも、お見舞いだと思っています。

投稿日: 2017年1月20日 カテゴリー: 病気