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病気になると他人に優しくなれる

癌の病気で良かったことなんて一つもないですが、唯一これは仕方なしに良いことだと言わざるを得ないのが、人が体調不良の時に優しくできること、症状を理解できることです。これは普通のことだと思っている人の方が多いことを願いますが、中には抽象的な表現しかできない症状だったり、精神的なものだと理解が得られないことも多いのです。私はそこまで色々な症状を知っているわけではありませんが、自分が身体も心もあまり健康ではないことから、色んな種類の症状があるであろうことは認識できます。だから周りで苦しんでいる人がいても、それなら私がわかってあげられるから安心してと言いたくなるのです。ここまで余裕があるのは自分の症状が和らいでいる時なので、常にこう思えるわけではありませんが。逆に、自分の病気をわかってくれない人はとても健康で幸せな人生を送っているのだなと思います。人に優しくできない人というのは、自分が幸せなのだろうと思うようにもなりました。

投稿日: 2018年2月27日 カテゴリー: 病気