40代の頃、職場の健康診断でひっかかり、総合病院で検査を受けたところ「卵巣腫瘍」と診断されました。
卵巣嚢腫ではなく「充実性の腫瘍」という事で、悪性か良性かは手術してみないとわからないとのことでした。
自覚症状は全く無かったのでまさに青天の霹靂でした。
当時まだ子供も高校生でしたし、万が一の事があったらどうしようと思い悩みました。
不幸中の幸いか、主治医の診立てでは、断言はできないが腫瘍マーカーの数値が低いので良性の可能性が高いだろうとのことでした。
手術前に思い悩んでも仕方がないので、主治医の言葉を信じて楽天的に構えることにしました。
万が一悪性だった場合はその時にまた考えればよいや、という感じでした。
手術そのものは無事終了し、回復も順調で10日あまりで退院できましたが、病理検査の結果が出るまでは一か月程度かかるとのことで、さすがにその間は気が気では無かったです。
病理検査の結果は主治医の診立てどおり良性とのことで、卵巣は無くなりましたが、一応完治という事になりました。
結果が出る前からあまり思い悩んでも仕方がないので、できるだけ楽天的に、良いように考えるのがよいと思います。